集まっている金額 345,000(目標 300,000円)
達成率 114
支援者数 40
残り 終了しました
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第1回先進教育講演会レポート(金子暁先生)

2017.08.23

残暑お見舞い申し上げます。


プロジェクトの重要な柱である第1回講演の内容をお伝えすべく、遅ればせながら参加した学生のメモをとりまとめてレポートを作成しました。


中高6学年で約1500人の定員に対して500人程度まで生徒数が激減し、廃校の危機に立たされた順心女子中高が、共学化と校名変更に踏み切るとともに、教育ICTを大胆に導入して飛躍的な進化を遂げたという現実を踏まえ、これからの時代に必要な教師の戦略をわかりやすく、かつ挑発的に語って下さいました。


情報端末を中高生が文房具として使いこなすようになり、教員が知っていることを一方的に「教える」のではなく、生徒たちが自ら「学ぶ」ことができる環境をととのえることが、これからの学校教育を考える上で不可欠の課題であるということを再認識することができるご講演でした。


当日は、県内はもとより、東京、神奈川、埼玉、長野、静岡、愛知など、県外からの来場者もあり、ゼミ生をはじめとする参加者にとっては、きわめて貴重な経験となりました。


ありがとうございました。


 


金子暁先生講演会


戦略を持たない教師に未来は近づかない~広尾学園の挑戦~


 平成29年6月24日(土)13時開演


会場 都留文科大学 自然科学棟 S1教室


 


初めに「学校生存戦略」として


第一期 学校改革・生徒数回復期 進学校化


第二期 教育活動の高度化 学校組織の透明化、公平性、公明性を行う


第三期 学校文化の高度化


生き残るだけではなく成長し続ける学校でなくてはならない


 


【学校に必要な5つの要素】


1、経営=健全な組織+組織の永続化


2、ビジョン=時代・社会・意識の変化を感じる


3、戦略=その変化に学校はどう対応するかを考え抜く


4、パッション=誰にも止められない衝動


5、生徒数・志願者=社会的評価


 


・かつての広尾学園


2007年以前は倍率がつかないところからスタート。定員割れで偏差値表に学校名が書かれない状況。


→2013年から上位に食い込み始める。現在は広尾インターSGの偏差値は58、広尾医Sは偏差値56、広尾本科は偏差値53。進路は私立志向から国公立志向に変化し始めている。


一昨年東大に初合格。


 


「かつての衰退+今の成長の構図」


衰退したときも現在も、教員は変わらない。


 


過去:教師の「都合」>生徒の「未来」 


現在:教師の「都合」<生徒の「未来」 


 


生徒の未来のために何ができるかを考えることで初めて成長する。


 


〈現在までの広尾学園の学校改革ポイント〉


1、授業を変える 


2、説明会を変える 


3、すべてのものを武器にする 


4、なければ創ればいい 


5、教職員の成長分だけ学校は伸びる→その分生徒も伸びる


 


生徒達に評価させることで、先生を客観的に見てもらう。


一生懸命やっても伝わっていなければ価値は無い。伝わって初めて価値が生まれる。


 


第二期学校改革 


「価値の高い教育活動をゼロから創る」


「うちの学校には何も無い」それを言っていたら終わり。


キャリア教育に力を入れる大きな行事の間を埋める学校外教育活動


全校生のうち240人が東大キャンパスツアーに参加、4人に1人が参加している状況。


筑波サイエンスツアー他、宇宙天文合宿も行う。今までそういう行事が少なすぎた。


 


広尾学園の特別活動(キャリア教育)の5つのポイント


1、「生徒の未来」に「何が不足しているか」の追求


2、「ない」なら創れば良い


3、「ゼロ」からのほうがやりやすい


4、どうせ作るなら時代に高評価されるものを


5、教育活動は戦略的に、かつ最大限に広報する


 


テックキャンプ〈東大本郷キャンパスにて〉


Webデザイン、ゲーム制作、iPhoneアプリ開発を行うキャンプ


 


生徒が安心できる相手ばかりに教わっていては、化学反応は起きない


「教員や保護者とか周りの大人の言うことを間に受けちゃいけない。だいぶズレてるから。」


「英語で講義をしない大学に行ったら終わり」「英語を運用しない人は終わり」


教員にとって耳の痛い話ばかりしてくれる人を外部から呼んで、生徒に話してもらう。耳を塞がせる必要はない。話してもらうときには中1にも子ども扱いせずに難しい話をしてもらって点を作る、何年後かにその点と新たな点が繋がってその子の発展になることが大事。


Googleの会長の来校時には、通訳無しの全て英語で、質問も英語で行っていた


 


ICT活用について


コースによって必要な電子機器を生徒(家庭)が各自で用意する。


学校は無料のWi-Fi環境を強化する事を重視。


媒体を揃えることではなく、生徒一人ひとりが最も成果をあげやすいように自分に合ったものを使って勉強することが大事。


 


〈ICT活用の原則〉


・教員だけでできるとは思わない


・生徒達の力を借りる


・生徒達に任せる


・教員自らの限界を知る


・教員は相談相手、サポートする役割


 


ICT委員会:美化委員会等の委員会と同じように生徒が役割を持つ組織。


トラブル発生時の原因究明は、先生方が働くよりも自分達が率先して動いたほうが早い


「モデ1GP」を企画・交渉・開催などすべて生徒のみで成功させた。


 


企業とのコネクションを作り、結果3Dプリンターを無償で確保。


 


どこかの学校を参考にするのではなく、萩原伸郎氏(コルベカトリックカレッジ)、


山口飛氏(沖縄県特別支援学校教員)から影響を受け、参考にした。


 


インターナショナルコース:


AG→英語での理解が早い生徒(英語ネイティブ) SG→一般入試で入ってきた生徒。


2つは初めから一緒に勉強する。AGSGに英語を教える、SGAGに日本語の知識を教える、お互いに教えることができる。


 


MIT映像公開 MITK12Videosの翻訳ボランティアを高校生が行う


すべてのコースの生徒がすべてのコースの勉強を受けることができる。


「なんのためにその大学に進むのか、それを生徒全員が理解している。」


生徒達は普通の中高生で、部活も行っている。その上に研究があるから、いちいち集まって先生に質問する時間なんてない。さらに、その研究はすでに研究されているテーマではいけないので、一年目から先行研究を探さなければならない。


→生徒からICTを取ったら研究はできなくなる。


 


勉強ができるから、頭が良いから医学部に進めなんて指導は間違っている!


 


「企業の調子が悪い=大学の調子が悪い=中高が悪いのではないか?」


 


過去の教育 勉強と部活の両立=文武両道を目指す


現在の教育 勉強と部活と研究活動・インターンシップと社会貢献などを


 


自分で選んで自分で進んでいくことが求められる


過去の教育の環境しか提供しなかったら、中学では顔が暗くなり、高校では目が死んでいく状態になってしまうのではないか。


 


勉強をするモチベーションは、学校の「豊かな教育活動」から生まれる。「豊かな教育活動」のベースに「ICT」は不可欠。


 


土台となる価値観や考え方→教育システム→教育活動・手法 の流れがあるべき姿。


広尾学園には広尾学園の学校運営の仕方がある。それは学校それぞれにあるはず。


 


「生徒の可能性の広がり」=「学校の役割の進化」(生徒発信の発言)


 


これからの学校と教師の最も重要な仕事は、生徒と一緒に「進化」「成長」していくこと。


 


教員側が「自分が育ててやる」ではなく、生徒本人に挑戦させる。


自らの戦略を持とうとしない教員に未来はない。


その前に「戦略なき生徒・学生」に未来は近づかない。


 


以上です。

起案者プロフィール

野中 潤
 
都留文科大学文学部の准教授(国語教育学研究室)です。ゼミ生(男子学生8人、女子学生21人)とともにクラウドファンディングを起案しました。
都留の学生の9割が県外からの進学者であり、多くはそれぞれの地元に戻って教職に就くことを希望しています。彼らの学びは、都留や山梨の教育だけではなくそのまま日本の教育全体に影響します。そんな彼らとともに、全国各地の学校からの情報収集とネットワーク作りに奔走し、デジタル教科書、アクティブラーニング、教育ICTなどの新しい学びの可能性を学びつつ、都留を中心に地域の教育をもっともっと盛り上げていきます!

支援コース

3,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート集
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
配送について
ステッカーは年内に郵送いたします。
レポート集は1月末までにお届けいたします。
  •  10人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

5,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート
  •  先進教育講演会への招待券
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
先進的な教育に取り組む実践者を迎えた講演会の招待券。
配送について
ステッカーは年内に郵送いたします。
レポート集は1月末までに、講演会招待券は1ヶ月前までにお届けいたします。
  •  8人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

5,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート
  •  edcamp都留ロゴ入り特製DECOチョコ(3個セット)
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、同じくedcamp都留のロゴをあしらった特製DECOチョコ。
(※写真はイメージです。DECOチョコは各種類の絵柄1個ずつとなります。)
edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)

配送について
ステッカーもチョコも年内に郵送いたします。
レポート集は1月末までにお届けいたします。
  •  3人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

10,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート
  •  先進教育講演会への招待券
  •  甲州ワイン赤・白2本セット(375ml:錦城葡萄酒)
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
先進的な教育に取り組む実践者を迎えた講演会の招待券。
やまなし良品プロデュースの甲州ワインセット。
配送について
ステッカーとワインセットは年内に、レポート集は1月末までにお届けします。
講演会招待券はメールで1ヶ月前までにお届けいたします。
  •  12人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

10,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート
  •  甲州ワイン赤・白2本セット(375ml:錦城葡萄酒)
  •  edcamp都留ロゴ入り特製DECOチョコ(3個セット)
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
やまなし良品プロデュースの甲州ワインセット。
edcamp都留のロゴをあしらった特製DECOチョコ。
(※写真はイメージです。DECOチョコは各種類の絵柄1個ずつとなります。)
配送について
ステッカーとDECOチョコとワインセットは年内に、レポート集は1月末までにお届けします。

  •  6人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

30,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート
  •  先進教育講演会への招待券
  •  甲州ワイン赤白2本セット(一升瓶ワイン:日川酒造)
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
先進的な教育に取り組む実践者を迎えた講演会の招待券。
やまなし良品の甲州名物の一升瓶ワインセット(赤・白)。クリスマスパーティーや新年会などにピッタリ。ほとんど県外には出まわらない貴重な商品です。
配送について
ステッカーとワインセットは宅配便で年内に、レポート集は1月末までにお届けします。
講演会招待券はメールで1ヶ月前までにお届けいたします。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

80,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート
  •  先進教育講演会への招待券
  •  甲州ワイン赤白2本セット(一升瓶ワイン:日川酒造)
  •  出張授業・講演会の講師派遣
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
先進的な教育に取り組む実践者を迎えた講演会の招待券。
やまなし良品の甲州名物の一升瓶ワインセット(赤・白)。
さらに、出張授業・講演会をいたします(講師:野中潤、国内限定)。
配送について
ステッカーとワインセットは年内に、レポート集は1月末までにお届けします。
講演会招待券はメールで1ヶ月前までにお届けいたします。
出張授業・講演会は、日程や内容について調整した上で2017年のうちに実現いたします。
  •  1人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました

100,000円(税込)

  •  edcamp都留オリジナルステッカー
  •  edcamp都留レポート集
  •  先進教育講演会への招待券
  •  edcamp都留レポート集に特別ページを作り、お名前を掲載いたします。
  •  御礼の手紙
お返し品説明
edcampのロゴをあしらったオリジナルステッカーと、edcamp都留で展開されるセッションのレポート集(PDFファイル)。
先進的な教育に取り組む実践者を迎えた講演会の招待券。
その中に特別ページを作って、お名前を掲載いたします。
さらに、12月18日のedcamp都留の後に、心を込めた御礼の手紙をお届けします。
配送について
ステッカーは年内に、レポート集と御礼の手紙は1月末までにお届けします。
講演会招待券はメールで1ヶ月前までにお届けいたします。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2016年12月中配送予定
終了しました