集まっている金額 797,000(目標 2,000,000円)
39%
達成率 39
支援者数 104
残り 終了しました
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このプロジェクトは成立しました!
本プロジェクトは2019年06月30日、合計797,000円の支援を集め成立しました。
このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額の達成有無にかかわらず、プロジェクトの終了時点で集まった金額が起案者に支払われます。

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変遷した大山標高の表記~頂上碑移設に寄せて~

2019.05.28

元読売新聞記者の浜田幸夫です。私もよく大山の頂上を保護する会の頂上の植生復元作業に同行しました。


大山の標高は、現在1729mで定着しているが、まだ一部で1709mと表記されています。一番高い場所が標高ですが、地元では長い間、弥山山頂から東約100mの3等三角点の高さを標高にしています。なぜでしょう。標高の表記の変遷を検証しました。


まず大山は、西から弥山、剣ヶ峰(1729m)、天狗ヶ峰(1711m)、象ヶ鼻(1550m)、三鈷峰(1516m)などのピークが連なる山体を一つの山の名として「大山」と呼んでいます。そしてその標高の歴史は、明治中ごろ、大日本帝国陸地測量部が弥山山頂に三角点を置いて標高を測定しました。その時の高さは1713mでした。大山は1万7千年前に火山活動を終えた山で、長い年月にわたる風雪によって風化してもろくなっており、山頂一帯が崩れ落ちてしまいました。



三角点の測量作業(2000年10月) 松岡嘉之氏提供


戦後は国土地理院が測量を行い、1961年(昭和36)8月に弥山東100mの現在地に三角点を移しました。ここは縦走路上で見通しがよく、当分、崩れ落ちる心配がないという条件がそろっていたからです。三角点は一番高いところとは限らず、測量しやすい場所に設置されます。測量の結果は、1710.55mで、四捨五入して1710.6mとして公表しました。さらに四捨五入して1711mとなりました。


国土地理院は、主だった山の高さに標高を記すことにし、大山では1973年(昭和48)に三角点を参考に空中測量によって標高を測ったところ、一番高い剣ヶ峰は1729mでした。この結果を2万5千分の一の地図で公表し、1989年(平成元)の測量の日(6月3日)を記念して各県の最高峰を初めて公表。大山は剣ヶ峰を最高峰とし、1991年(平成3)に発行された国土地理院の「日本の山岳標高一覧」にも大山の標高は1729mと掲載されました。日本山岳会山陰支部が1999年(平成11)に発行した「大山概念図」でも、剣ヶ峰を山頂としています。



鳥取県西部地震でズレ落ちた三角点(2000年10月)


三角点は2000年(平成12)10月6日に発生した鳥取県西部地震で崩れ、元の位置から北側斜面に約3mずれ落ちました。そこで国土地理院は、ずれ落ちた場所から2.2m高い東南東約7mの尾根上に移し、GPS測量の結果、三角点は以前より2.2m低い1709.43mになり、四捨五入して標高は1709m。弥山頂上の高さはこの標高を表しています。


地元では長い間の慣習で、弥山山頂説を通しています。1989年6月、大山町は「弥山を山頂とする」と宣言しました。剣ヶ峰に行くには、通行禁止になっているやせ尾根の縦走路を通らなければならず、「登山者が頂上を極めようと危険をおかす」という意見があり、弥山を大山頂上に置き換えています。


 


参考資料(2000年1月2日付け『読売新聞鳥取版』)


 

起案者プロフィール

大山の頂上を保護する会
昭和60年(1985年)大山の美化を推進する会を母体に官民一体の組織「大山の頂上を保護する会」として発足。特別天然記念物「ダイセンキャラボク群落」を中心とした大山頂上周辺の自然環境保護と登山道の維持・保全を行うことを目的として活動する。大山に登る人たち、大山を愛する人たち、みんなの力に支えられ、発足から現在まで続く「一木一石運動」を展開している。

支援コース

3,000円(税込)

  •  お礼のメッセージカード
お返し品説明

完成した大山頂上碑の写真を使ったお礼状です。
配送について

工事の完了後に順次お申し込みいただいたご住所に発送します。
  •  18人が支援しているコースです
  •  2019年12月中お届け予定
終了しました
おすすめのコース!!

5,000円(税込)

残り261 個(限定300個)

  •  国立公園指定80周年記念誌『国立公園大山』
お返し品説明
カラー印刷、A4版、231頁、限定2000部
大山の歴史、動植物、頂上保全活動など大山のあらゆる分野を紹介した書籍
第41回鳥取県出版文化賞審査員特別賞受賞作品
配送について
工事の完了後に順次お申し込みいただいたご住所に発送します。
  •  39人が支援しているコースです
  •  2019年12月中お届け予定
終了しました

10,000円(税込)

  •  お名前の掲載
  •  国立公園大山~百科事典「大山物語」~
お返し品説明
カラー印刷、A5版、600頁(上巻・下巻)
大山の歴史、動植物、頂上保全活動など大山のあらゆる分野を紹介した国立公園指定80周年記念誌『国立公園大山』の増改訂版に支援者のお名前を掲載した特別版

【ご確認ください】
お名前の掲載に関してはお申し込み時に備考欄がありますので、掲載を希望されるお名前とご住所(市区町村まで)をご記入ください。ご記入がない場合は、掲載せず書籍のみを贈らせていただきます。
例)名前:大山の頂上を保護する会 住所:鳥取県西伯郡大山町
配送について
工事の完了後に順次お申し込みいただいたご住所に発送します。
  •  47人が支援しているコースです
  •  2019年12月中お届け予定
終了しました