集まっている金額 76,500(目標 150,000円)
51%
達成率 51
支援者数 27
残り 計算中
このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額の達成有無にかかわらず、プロジェクトの終了時点で集まった金額が起案者に支払われます。

下記のHTMLコードを貼り付けると、Webサイトやブログにプロジェクト概要を表示することができます。

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左義長(どんど焼き)についてある地域でとことん調べたことを本にします!

 

▲左義長の残り火で餅を焼く様子 

 

● 滋賀県栗東市の全域で今も続く左義長のことを本にする。

滋賀県に栗東市という人口7万人弱の都市があります。滋賀県ですが琵琶湖には面しておらず中央競馬の馬が所属する「JRAトレセン」がある馬のまちとして有名です。栗東市には昔から東海道が通り、現在も国道1号線・8号線や名神インターがある交通の要衝です。歴史ある街道のまちでもありながら、人口は増え続けています。15歳未満の人口割合は全国1,700以上ある自治体の中で15番目に高い18.4%でした(2015年国勢調査)。

 

歴史あるこのまちでは、多くの地区でお正月の半ばに左義長を実施しています。左義長は正月飾りや書き初めを燃やす行事で「どんど」などいろいろな呼び方があります。滋賀県で左義長といえば近江八幡市で3月に行われる「左義長まつり」が特に有名です。栗東市の左義長は、それとは違い、観光客が来たり、大きな山車が用意されたりすることはない小規模なものです。

 

今回、プロジェクトの実施責任者(笠井賢紀・龍谷大学准教授)は栗東市役所と協力し、市域全体で左義長についての調査を行いました。その成果を一冊の本にまとめ、全国各地で左義長に携わっている皆さんにご自身の地域との共通点や違いを見つけて参考にしながら楽しく読んでいただきたいと思っています。

● 【どこでもやっている+ずっとやっている】。でも記録が少ない左義長を一冊の本に。

左義長は古くは徒然草にも登場します。日本の民俗学を始めた柳田国男も左義長について数多く言及しています。しかし、残念なことにその正確な起源や正統性のある方法は確定できません。古くから続く左義長は今でも全国各地で見られる民俗ですが、これに関して一冊のまとまった本が出ることはこれまでありませんでした。また、左義長について紹介される場合にも、全国規模で有名ないくつかの地域のものに限られていることがほとんどです。

 

▲雪が降りしきる中で左義長を行う様子

 

多くの場合、左義長は長い竹を組んで正月飾りなどを入れて焚きあげる大規模なものです。実施責任者のそもそもの疑問は「なぜこのようにたいへんな行事が今も続いているのだろうか」ということでした。全国各地で古くから行われながらも、まとまった記録がない左義長について、「正しい左義長」や「左義長の由来・起源」ではなく、現代の左義長をしっかり調べたいと考えました。

 

左義長を行えるような広い土地が減っていたり、こうした民俗行事への理解が失われていったり、あるいは皆が集まれる日がなくなったり…。実は、左義長は急激な変化にさらされ、地域によっては失われ始めています。こうした現状に危機感を覚え、地域社会論を専門とする研究者が実施責任者となり、一つの市域全体での民俗調査を行うことにしました。

 

このプロジェクトは書籍『栗東市の左義長』(仮)に調査と考察の成果をまとめ、地元・滋賀の出版社(サンライズ出版)からシリーズ「別冊 淡海文庫」の一冊として刊行しようというものです。

 

● 調査は栗東市と龍谷大学との連携事業。出版に向けて30年前の調査との連携も!

 

書籍『栗東市の左義長』(仮)の基になった調査は3種類あります。

 

(1) 栗東町(当時)が町史編纂のために行った民俗調査(昭和末期)

(2) 左義長にまつわる思い出を聞いた人生史調査(2017年度)

(3) 市域の全123自治会を対象に行ったアンケート調査(2018年度)

 

このうち、(2)と(3)については地域社会論と社会調査を専門とする実施責任者自らが行いました。それぞれの調査が日本生活学会という学会の「生活学プロジェクト」として採択され実施されました。各種の学会や研究会で調査が進むたびに報告し、研究者からのご助言・ご批判を受けながらまとめる作業を続けてきました。

 

▲ご自宅にうかがい人生史調査を行っている様子

 

メインの調査である(3)のアンケート調査は、栗東市と龍谷大学とが締結している包括連携協定に基づき、公式な連携事業として取り組みました。栗東市は栗東歴史民俗博物館、龍谷大学および全体の統括は実施責任者が担当しています。このアンケートを作成するために(1)、(2)の調査を最大限活用しました。

 

それぞれの調査についてもう少し詳しく書いておきましょう。

 

(1)の昭和末期の民俗調査は、栗東町史を作るために行われたものです。今回のプロジェクトでは完成品の町史ではなく、基になった調査原票を全地区分閲覧しました。そして、左義長に関するあらゆる記述を抽出し整理しています。

 

(2)の生活史調査は、一人ひとりの人生と地域・社会の歴史との関係をみていくものです。今回のプロジェクトでは60歳以上の男性10組にお話をうかがいました。栗東市の左義長は子どもたちの行事でしたから、1960年代ころの左義長の様子が克明にわかりました。また、子どもたちにとって左義長とはどういう行事だったのかということが、思い出とともによみがえってきます。

 

(3)のアンケート調査は、栗東市の協力を得て市内の全123自治会にお願いしました。結果、こうした調査としては異例の6割近くから回答をいただきました(左義長の実施有無にかんしてのみのお答えは9割近い自治会からいただいています)。一つの民俗について市域全体に詳細な質問を行うアンケート調査はめずらしいもので、さらに高い回答率によって市域全体の民俗に関する共通点や相違点が浮き彫りになります。

 

● 支援金の使いみち

 

書籍『栗東市の左義長』(仮)は一般向けの書籍として刊行する予定です。そのため、できるだけわかりやすい書き方に努め、専門用語には注釈をつけています。左義長や民俗は同じ名前であっても地域差が大きいので、本書を手に取った皆さんは「自分の地域でも調べてみたい」と思うはずです。そうしたニーズに応えられるよう、調査の方法や結果も余すところなく掲載しています。

 

▲左義長に必要な藤蔓の地下茎を掘り起こす様子

 

刊行する書籍は次のようなものになる予定です(いずれの項目も変更の可能性があります)。

 

・書籍の名称:『栗東市の左義長』(仮) もう少し、皆さんの目にとまるような魅力的なタイトルを検討中です。

・編著者:笠井賢紀(龍谷大学准教授、「語りから未来を紡ぐ」代表)(本文のすべてを担当)

・著者:栗東歴史民俗博物館(解説を担当)、龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント実習(コラムを担当)

・出版時期:2019年2月中旬から3月上旬

・出版社:サンライズ出版

・シリーズ:別冊 淡海文庫

・ページ数:B6判200ページ前後

・頒価:1,800円(税別)

 

一般書とはいえ、テーマが地味で対象地域も限られているため、現実的に考えて「飛ぶように売れる本」にはならないと思います。そこで、FAAVOしがを通じてこのプロジェクトを支援いただけると、出版社に安心感をもっていただけるだけではなく、支援者の皆さんと繋がりができるのではないかと思い、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

 

皆さんからご支援いただいたお金は、次のように活用いたします。

 

(1) 調査協力者(栗東市内の全123自治会)への書籍献本費用

(2) リターンに掛かる費用(書籍の購入・送付、ポストカードの制作、講演・ワークショップ・共同調査の準備)

(3) 出版直前の左義長取材(写真撮影)に掛かる費用

(4) (残金がある場合のみ)【語りから未来を紡ぐ】の法人化および初年度事業の準備

 

実施責任者は「一人ひとりの人生の語りに基づくコミュニティづくり」を目指す団体【語りから未来を紡ぐ】の代表を務め、現在、法人化に向けて鋭意準備を進めています。この法人にかかわる(4)は残金がある場合のみとし、【語りから未来を紡ぐ】の事業のうち、滋賀県栗東市での活動に関わることにのみ利用することとします。具体的には本プロジェクトの続きとして「栗東市の伊勢講」を検討中です。いずれにせよ、このプロジェクトでご支援いただいたお金はすべて、関連事業に用いることをお約束します。

 

● 実行スケジュール

 

既に出版社とは企画が進んでおり、年度内(2019年3月まで)の出版見込みが立っています。具体的には、次のような予定で進めています(それぞれの予定が1カ月ほど後ろにずれる可能性もあります)。

 

2019年1月 校正

2019年2月 出版

2019年3月 書籍リターンの発送

2019年4月 出版記念シンポジウム@栗東市

2019年5月 報告書リターンの発送

講演、ワークショップ、共同調査を含むリターンを選択された場合は、2019年4月1日~2020年3月31日に実施できるよう支援者と調整させていただきます。

 

▲書籍の冒頭(サンプル)

 

● 書籍の内容(予定)

 

刊行予定の書籍について、もう少し詳しく内容をご紹介します。章構成は次の通りです。

 

・はじめに――本書の特徴と全国の読者へ向けて

・第1章 左義長ことはじめ

・第2章 昭和末期の民俗調査から

・第3章 2016年度の生活史調査から

・第4章 2017年度の質問紙調査から

・第5章 左義長と地域社会の変化

・おわりに

 

第5章の「左義長と地域社会の変化」では、この数十年の間に起きた社会や生活様式の変化に伴って、栗東市の左義長がどのように変化したかを説明します。その中で、おそらく全国各地で同じように抱えている「左義長などの民俗を今後も続けていけるのだろうか」という疑問に対して考察していきます。

 

● お問い合わせ先

 

実施責任者:笠井賢紀

メール: yoshinori.k@gmail.com

 

◆実施責任者について

 

大学教員で地域社会論を専門にする研究者です。本プロジェクトのもとになった調査について、次のインタビュー記事でも取り上げられています。

 

日本生活学会の100人

http://lifology.jp/people100/vol005kasai/

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起案者プロフィール

笠井賢紀
 
龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科准教授。任意団体「語りから未来を紡ぐ」代表(法人化準備中)。専門は地域社会論、質的社会調査法。滋賀県栗東市で多くのまちづくり事業に参画。

支援コース

1,000円(税込)

  •  簡易報告書(PDFデータ)
お返し品説明
このプロジェクトで出版される予定の『栗東の左義長』(仮)の結果をコンパクトにまとめた簡易報告書(PDFデータ、3ページ)をお届けします。本は要らないけれどもプロジェクトを応援してくださる方はこちらを選んで下さい(より多くの金額で応援する場合、「追加支援」をお願いいたします)。
配送について
本リターンには『栗東の左義長』(仮)は含まれません。また、簡易報告書は紙媒体ではなくPDFデータです。栗東市での出版記念シンポジウム(2019年5月を予定)を開催後にお送りします。
  •  2人が支援しているコースです
  •  2019年5月中お届け予定

1,000円(税込)

  •  左義長ポストカード 5枚1セット
お返し品説明
オリジナルの左義長ポストカード5枚(1セット)をお届けします。
配送について
本リターンには『栗東の左義長』(仮)は含まれません。5枚1セットで同じ場所にお送りします。送料は含まれています。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定
おすすめのコース!!

2,500円(税込)

  •  『栗東市の左義長』(仮) 1冊
  •  簡易報告書(印刷版) 1部
  •  左義長ポストカード 5枚1セット
お返し品説明
本プロジェクトで出版する『栗東市の左義長』(仮)1冊、オリジナルの左義長ポストカード5枚(1セット)、簡易報告書1部をお届けします。
配送について
送料込みです。国内に限ります。「ゆうパケット」を用いてお送りする予定です。出版時期が遅れた場合や部数が不足した場合には少しお待たせする場合があります(その場合はご案内します)。
  •  23人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定

5,000円(税込)

  •  『栗東市の左義長』(仮) 2冊
  •  簡易報告書(印刷版) 2部
  •  左義長ポストカード 5枚2セット
お返し品説明
本プロジェクトで出版する『栗東市の左義長』(仮)2冊、オリジナルの左義長ポストカード5枚(2セット)、簡易報告書2部をお届けします。団体用(自治会館、公民館、神社など)と個人用などにご活用下さい。
配送について
送料込みです。国内に限ります。2冊まとめて同じ宛先に「ゆうパケット」を用いてお送りする予定です。出版時期が遅れた場合や部数が不足した場合には少しお待たせする場合があります(その場合はご案内します)。
  •  3人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定

30,000円(税込)

残り5 個(限定5個)

  •  『栗東市の左義長』(仮) 5冊
  •  ★書籍に関する編著者講演(60分)
  •  簡易報告書(印刷版) 5部
  •  左義長ポストカード 5枚5セット
お返し品説明
本プロジェクトで出版する『栗東市の左義長』(仮)5冊、オリジナルの左義長ポストカード5枚(5セット)、簡易報告書5部をお届けします。
編著者(笠井賢紀)自身が国内のご希望の地域にうかがって、本の内容についての講演を行います。自治会・町内会や左義長保存会での講演を想定しています。
講演は2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の期間に支援者と日程を調整して1回開催します。
※交通費実費、東京から遠隔地の場合は宿泊費実費。
※特定の政治的・宗教的主張を行う団体には講演をお断りする場合があります。
配送について
送料込みです。国内に限ります。5冊まとめて同じ宛先に「ゆうパック」を用いてお送りする予定です。出版時期が遅れた場合や部数が不足した場合には少しお待たせする場合があります(その場合はご案内します)。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定

50,000円(税込)

残り3 個(限定3個)

  •  『栗東市の左義長』(仮) 5冊
  •  ★地域社会に関する編著者講演(90分)
  •  簡易報告書(印刷版) 5部
  •  左義長ポストカード 5枚5セット
お返し品説明
本プロジェクトで出版する『栗東市の左義長』(仮)5冊、オリジナルの左義長ポストカード5枚(5セット)、簡易報告書5部をお届けします。
編著者(笠井賢紀)自身が国内のご希望の地域にうかがって、本の内容を含め地域社会に関する講演を行います。自治会・町内会や左義長保存会での講演を想定しています。
講演は2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の期間に支援者と日程・講演テーマを調整して1回開催します。
※交通費実費、東京から遠隔地の場合は宿泊費実費。
※特定の政治的・宗教的主張を行う団体には講演をお断りする場合があります。

※既に希望する講演テーマがある場合、備考欄に入力して下さい。
配送について
送料込みです。国内に限ります。5冊まとめて同じ宛先に「ゆうパック」を用いてお送りする予定です。出版時期が遅れた場合や部数が不足した場合には少しお待たせする場合があります(その場合はご案内します)。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定

100,000円(税込)

残り2 個(限定2個)

  •  『栗東市の左義長』(仮) 5冊
  •  ★地域社会調査に関するワークショップ(120分・2回)
  •  簡易報告書(印刷版) 5部
  •  左義長ポストカード 5枚5セット
お返し品説明
本プロジェクトで出版する『栗東市の左義長』(仮)5冊、オリジナルの左義長ポストカード5枚(5セット)、簡易報告書5部をお届けします。
編著者が代表を務める団体「語りから未来を紡ぐ」からテーマに合う講師が国内のご希望の地域にうかがって、本書で紹介するような地域社会調査のための初心者向けワークショップを行います。
自治会・町内会などの地縁組織を想定しており、その組織に属する方であれば参加人数は問いません。
ワークショップは2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の期間に支援者と日程・テーマを調整して2回開催します。

【テーマの例】
・人生史の聞き取り調査ワークショップ
・アンケート調査ワークショップ

※交通費実費(および講師居住地から遠隔地の場合は宿泊費実費)を別途頂戴します。同日または連日開催の場合は交通費は1回分でけっこうです。
※特定の政治的・宗教的主張を行う団体には講演をお断りする場合があります。

※既に希望するワークショップテーマがある場合、備考欄に入力して下さい。
配送について
送料込みです。国内に限ります。5冊まとめて同じ宛先に「ゆうパック」を用いてお送りする予定です。出版時期が遅れた場合や部数が不足した場合には少しお待たせする場合があります(その場合はご案内します)。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定

300,000円(税込)

残り1 個(限定1個)

  •  『栗東市の左義長』(仮) 10冊
  •  ★共同の地域社会調査
  •  簡易報告書(印刷版) 10部
  •  左義長ポストカード 5枚10セット
お返し品説明
本プロジェクトで出版する『栗東市の左義長』(仮)10冊、オリジナルの左義長ポストカード5枚(10セット)、簡易報告書10部をお届けします。
編著者が代表を務める団体「語りから未来を紡ぐ」からテーマに合う講師が国内のご希望の地域にうかがって、本書で紹介するような地域社会調査をご一緒に行います。
自治会・町内会などの地縁組織を想定しています。
調査は2019年度(2019年4月1日~2020年3月31日)の期間で終わるような内容で、支援者と協議の上で決定します。
期間中に講師は地域を2回訪れ、共同で調査を行ったり、現地で調査される方々への研修を行います。

※2回分の交通費・宿泊費を含みます。それ以上の回数、現地にうかがう必要がある場合は別途相談の上で決定します。
※特定の政治的・宗教的主張を行う団体には共同調査をお断りする場合があります。
※既に希望する調査テーマがある場合、備考欄に入力して下さい。
配送について
送料込みです。国内に限ります。10冊まとめて同じ宛先に「ゆうパック」を用いてお送りする予定です。出版時期が遅れた場合や部数が不足した場合には少しお待たせする場合があります(その場合はご案内します)。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2019年3月中お届け予定