集まっている金額 504,000(目標 500,000円)
100%
達成率 100
支援者数 37
残り 計算中
このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額の達成有無にかかわらず、プロジェクトの終了時点で集まった金額が起案者に支払われます。

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「喜如嘉の芭蕉布」を過去のものにしないために、芭蕉布の魅力と真の価値を伝える活動にご支援お願いします!

 

初めまして。沖縄伝統工芸染織クラブのメンバーです。

 

私たち沖縄伝統工芸染織クラブは、沖縄科学技術大学院大学の職員を中心に、沖縄にある伝統工芸染織の歴史、作品、技術、現状を学ぶ為に発足しました。特に芭蕉布は、沖縄を代表する伝統工芸である一方、衰退の一途をたどっていることから、今回の展示や講演会等を通して一般の方にも広く公開していきたいと思います。

このプロジェクトでは、国指定の重要無形文化財である「喜如嘉(きじょか)の芭蕉布(ばしょうふ)」の真の価値を伝え、後世に残していくために、歴史・技術・科学の観点から、芭蕉布の魅力を紹介する展示会を開催します。そして、喜如嘉の芭蕉布を始め、伝統工芸の技術を絶やさないことの大切さと、その取り組みについて、最前線で活躍されている方々を招いたシンポジウムを開催し、芭蕉布や伝統技術に関心を持ってくれる人たちを増やしたいと考えています。

この展示会とシンポジウムを行うにあたり、写真、資料などの材料にかかる費用、パネルやポスターの制作や展示会で配布するためのリーフレットのデザイン・制作にかかる費用、そして、糸作り体験講師にお支払いする交通費が不足しています。芭蕉布の情報を正確にわかりやすく、そして一人でも多くの方たちへ届けるため、ご協力をお願いいたします。

芭蕉布の着物は、王族が身につけ、貢物になるほど上質で高級な布でもありました。

 

数百年以上も前から沖縄で織られている布です。

芭蕉布は風通しが良く、肌に涼しく感じられるため、高温多湿の沖縄では、琉球王朝時代から、王族から農民にいたるまで、夏の衣類として重宝されていました。

 

 

「芭蕉布って昔農民が着ていたやつでしょ、今高いよね。

 

沖縄では、芭蕉布は祖父母のタンスから出てきたり、琉球舞踊で漁夫の衣装としても着られていたりすることから、 農民が着ていた野良着のイメージが定着していますが、実は、いくつものグレードがあります。

平民が家で織って着ていた芭蕉布は、肌触りが硬く、染色されていないものが主流です。柄も、無地か縞、格子、絣が入ったものが多く知られています。当時、平民は普段着として着る芭蕉布に、おしゃれな色や柄を入れるような余裕はありませんでした。

一方、官服として着られていた芭蕉布は、紺色や、青、緑色に染められていました。さらに、王族が着ていた芭蕉布は、平民が着ることが許されていなかった、ロイヤルカラーの赤や黄色に染められています。また芭蕉布は、琉球王府により本土の幕府や大名、外国への献上品としても珍重されていました。こうした上質の芭蕉布は、専門の職人により織られていたため、この技術が平民に伝わることはありませんでした。

また、沖縄の伝統芸能「組踊」の地謡奏者の正装として用いられている黒朝(くるちょう)は、以前は黒く染められた芭蕉布でしたが、芭蕉布を黒く染めるためには非常な手間や技術が必要となるため、現在では他の素材が用いられています。

 

戦前、芭蕉布は沖縄県内各地で織られていましたが、今では沖縄県北部にある、大宜味村(おおぎみそん)の一地区である喜如嘉が主な産地となっています。戦時中に一度は失われかけた芭蕉布でしたが、当時日本本土に疎開していた平良敏子さん(97歳)が、戦後、喜如嘉での芭蕉布作りを復活させ、さらに琉球王朝時代に王族が着ていたレベルまで、技術と芸術性を高めてきました。平良敏子さんは2000年に人間国宝に認定されています。

 

平良敏子さんは、芭蕉布を織る技術の難しさを、若いころを振り返り「とにかく、織りにくい。糸をしょっちゅう切らしてね。切れるたびに(切れた)糸を外して、また通してやってました。直してはまた切れる。それくらいもろい。。。」と語っています。

 

芭蕉布の材料となる糸は、お金では買えません。

 

芭蕉布がどのように作られているか、知っていますか?芭蕉布を作る工程は、昔も今も全く変わりません。

 

芭蕉布は、織り手の方々が、糸芭蕉(バナナの一種)の木の栽培から糸づくり、染、織までの全工程を自分たちで行っています。芭蕉布の材料となる糸芭蕉を、苗から3年ほどかけて育て上げ、特注のカマで切り倒し、手作業で何層もの皮を剥がし、灰汁で煮て、繊維を取り出します。1本の糸芭蕉から取れる繊維は僅か数グラム、一着の着物を織るために必要な糸芭蕉の木は、およそ200本にもなります。この繊維から、糸を績み、撚りをかけ、染色して織り始めるのですが、そこに至るまでに非常に長い道のりがあるのです。

 

芭蕉布作りにおいて「織り」は工程の1%

 

芭蕉布を作る作業は、全23工程にもわたります。機械どころか、木灰が必要なため薪を使い、ガスさえ使われることはなく、全て昔のまま、自然の材料だけを使い、全行程が人の手によって行われています。

 

喜如嘉芭蕉布事業協同組合の理事長で、平良敏子さんの義娘である平良美恵子さんはこう言います。「こんなに大変な思いをして作るのに、「えー、こんなに高いの?」「なんでこんなに高くなっちゃったの?」って言われるんです。上質な芭蕉布はもともと高価なものだったのに。」

芭蕉布の魅力とその歴史を知ってもらいたい。

芭蕉布の歴史や、製造工程を多くの人に知ってもらうことで、その価値や魅力をわかってもらいたいという思いで、展示会とシンポジウムを開催することになりました。

展示会では、沖縄や日本本土の博物館でもお目にかかれない、海外に渡ってしまった極上の芭蕉布の写真や、芭蕉布の歴史、作業工程の詳細、糸芭蕉(実物)などがパネルや動画を使って紹介されます。また、注目は、喜如嘉の芭蕉布を最新の科学で分析し、芭蕉布の機能性をわかりやすく解説した展示です。この科学研究は、今回この芭蕉布展を行うきっかけとなったものです。

 

この研究を主導した沖縄科学技術大学院大学(OIST)の野村陽子博士は「今どきこんな面白い布はないのです。」と言います。それは、ちょうど80年前の、民芸運動を始めた思想家の柳宗悦の言葉に呼応するものです。芭蕉布は、柳に、「今どきこんな美しい布はないのです。」(『芭蕉布物語』昭和17年)と言わしめた布なのです。

 

展示会最終日の9月22日(土)に行われるシンポジウムでは、糸芭蕉の生産現場が直面している問題とそれに対する挑戦についての話や、全国の古代布の現状などの話も聞けるまたとない機会となっています。

 

同日には、芭蕉糸作り体験や、分析に使用された電子顕微鏡の見学ツアーなども行われます。歴史、技術、科学という3つの異なる観点から芭蕉の魅力を余すところなくお伝えします。

 

支援金の用途

- 展示会のリーフレット作成費:60%

- 展示会用ポスターの写真購入費:5%

- 展示会用パネル作成費:10%

- 糸づくり体験講師の交通費:5%

- 「喜如嘉の芭蕉布」保存会から「お返し」の購入:15%

- 「お返し」の送料:5%

 

今後のスケジュール

6月29日(金):展示会・シンポジウムの宣伝開始

7月2日(月):パネル・ポスター用写真、資料集め開始

7月17日(火):展示用パネル・ポスター作成開始

8月27日 (月)- 9月22日(土):芭蕉布展示会開催

9月22日(土):シンポジウム開催

 

問い合わせ先

沖縄伝統染織クラブ

TEL 098 982 3373

okinawa.dento.orimono@gmail.com

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起案者プロフィール

沖縄伝統工芸染織クラブ事務局 新里 瞳
こんにちは。沖縄科学技術大学院大学(OIST)内にある、沖縄伝統染織クラブ事務局の新里(しんざと)です。昨年、OISTの研究者で、クラブの代表者である野村陽子博士により、芭蕉布に関する論文が発表されました。この時私たちは、沖縄を代表する伝統工芸である芭蕉布が、衰退の危機にあることを知ります。そしてこの現状を知ってもらおうと、野村博士の提案によりOISTで芭蕉布展示会・シンポジウムが開催されることになりました。

沖縄生まれ沖縄育ちの私は、芭蕉布は、農民の普段着だけだと思っていました。今回、展示会の開催が決まって周りに伝えると、同じように思ってた方が意外と多かったのです。しかし、芭蕉布について、人間国宝の平良敏子さん、「喜如嘉の芭蕉布」保存会会長平良美恵子さんらへのインタビューをさせていただいた際、芭蕉布に対するイメージが180度変わってしまいました。
芭蕉布って、ものすごく貴重で高価で美しい布なんです!この事をきちんと伝えられるよう、頑張って準備していますので、ご支援お願いいたします m(_ _)m

支援コース

2,000円(税込)

  •  お礼の絵葉書
お返し品説明
お礼の絵葉書を送りさせていただきます。
  •  8人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定

3,000円(税込)

  •  投げ杼(なげひ)ストラップ
お返し品説明
機織りに使用される投げ杼のストラップ。中には、芭蕉の糸が巻かれています。
沖縄の木と糸のコラボ商品です。
配送について
9月下旬までに郵送でお届けします。
  •  4人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定

4,000円(税込)

残り4 個(限定10個)

  •  芭蕉布のがま口キーホルダー
お返し品説明
芭蕉布のがま口キーホルダー
手作りですので、一つ一つデザインは異なります。
配送について
9月下旬までに郵送でお届けします。
  •  6人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定

5,000円(税込)

残り0 個(限定10個)

  •  芭蕉布の印鑑ホルダー
お返し品説明
芭蕉布の印鑑ホルダーです。
手作りですので、デザインは一つ一つ異なります。
配送について
9月下旬までに郵送でお届けします。
  •  10人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定
終了しました

5,000円(税込)

  •  芭蕉布&レザーのキーホルダー (どれか1種類)
お返し品説明
・芭蕉布&レザーのキーホルダー
支援時に備考欄がありますのでそちらに希望の番号を第3候補まで明記お願いいたします。
配送について
9月下旬までに郵送でお届けします。
  •  2人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定

10,000円(税込)

残り0 個(限定2個)

  •  ①芭蕉糸と真鍮のピアス
お返し品説明
芭蕉布の糸の輝きを1本1本束ねて、真鍮のピアスにしました。
このクラウドファンディングのために作られた、オリジナル商品です。
配送について
宅配便にて9月下旬までにお届けします。
  •  2人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定
終了しました

10,000円(税込)

残り1 個(限定2個)

  •  ②芭蕉糸と真鍮のピアス
お返し品説明
芭蕉布の糸の輝きを1本1本束ねて、真鍮のピアスにしました。
このクラウドファンディングのために作られた、オリジナル商品です。
配送について
宅配便にて9月下旬までにお届けします。
  •  1人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定

10,000円(税込)

残り0 個(限定2個)

  •  ③芭蕉糸と真鍮のピアス
お返し品説明
芭蕉布の糸の輝きを1本1本束ねて、真鍮のピアスにしました。
このクラウドファンディングのために作られた、オリジナル商品です。
配送について
宅配便にて9月下旬までにお届けします。
  •  2人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定
終了しました

10,000円(税込)

残り0 個(限定2個)

  •  ④芭蕉糸と真鍮のピアス
お返し品説明
芭蕉布の糸の輝きを1本1本束ねて、真鍮のピアスにしました。
このクラウドファンディングのために作られた、オリジナル商品です。
配送について
宅配便にて9月下旬までにお届けします。
  •  2人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定
終了しました

10,000円(税込)

  •  芭蕉布解説本・繊維・糸セット
お返し品説明
「喜如嘉の芭蕉布」より、ブックレット、糸、繊維のセットです。
配送について
9月下旬までに郵送でお届けします。
  •  4人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定

15,000円(税込)

残り5 個(限定5個)

  •  9/22 芭蕉布の糸作り体験参加
  •  Participate in making banana fiber thread workshop (Sep.22)
お返し品説明
糸芭蕉から取り出された繊維を、糸にしていく工程を体験して頂くコースです。染めと織りが主な伝統工芸として知られているので、糸を作るという作業は、あまりピンとこないですよね。沖縄県内ではなかなか体験することのできない糸作りが体験いただけます。芭蕉布を作る全23工程のうちの1つ、芭蕉の繊維から糸を績む体験に参加いただけます(カミソリを使用しますので、小学生以下のお子様は、大人の方と一緒にご参加ください)。
配送について
9/22までにEメールにて、チケットを送信いたします。Eメールを印刷してお持ちください。
  •  0人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定
おすすめのコース!!

300,000円(税込)

残り0 個(限定1個)

  •  芭蕉布のテディベア / Teddy Bear Made of 100% Bashofu
お返し品説明
100% 喜如嘉の芭蕉布でできた、テディベアです。
世界に1つだけのテディベアを、今回1体のみ喜如嘉の芭蕉布保存会にて、確保いただいております。
*企業でご購入の場合、リーフレット作成時に御社名を記載いたします。
配送について
宅配便にて9月下旬までにお届けします。
  •  1人が支援しているコースです
  •  2018年9月中配送予定
終了しました