アイドルとクラウドファンディング 〜3つの類似点〜(後編)

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SNS上での支援者とヲタの振る舞い 類似点その3

前編はコチラから → アイドルとクラウドファンディング 〜3つの類似点〜(前編)

さて、前編では直接的な支援における類似点について話をしてきました。次に、クラウドファンディングで支援をした後の話をしましょう。支援者はプロジェクトを自身のSNSで情報を拡散することで、そのプロジェクトの成功率を高めます。また、そうした拡散のデータや、プロジェクトの達成率は、プロジェクトそのものの価値を確かめるためのマーケティングの機能や、そのまま「広告」効果も期待することができます。

アイドルヲタもこれと同じことをします。例えば自分の推しメンのテレビでの活躍をTwitter上で実況したり、AKB48の選抜総選挙の前になるとヲタが独自につくった「応援動画」なるものも作成されたりします。とにかく、自分の推しを知ってもらいたい、良さをわかってもらいたいという思いでヲタはそのようにインターネット上で振る舞います。いや、正しく言えば、ヲタは自分の好きなもの(推し)の話がしたくてしかたがないのです(笑)でも、そうした「ヲタトーク」が自分の意志とは関係なく、「広告」として機能しているのです。たとえば、自分の推しメンの写真に「かわいい」と書いてTwitterで投稿すること。これはただのヲタクの愛溢れるツイートにすぎませんが、これも「広告」として機能します。人気があることが人気の証であるアイドルにとって、認知度を広げる「広告」はとても重要なのです。ぼくも前回のブログで、さらっと自分の推しメンを宣伝しました。これは意識的ですが・・(笑)もしこのブログを読んで、彼女の名前をググってくれたらぼくはとても嬉しいです。

<アイドルとクラウドファンディングの比較画像>
スクリーンショット 2013-10-09 14.47.21

アイドルから学ぶ推したくなるプロジェクト

あれ、ヲタの話が多くなってしまいました。でも、アイドルとクラウドファンディングが似ているという話、少しは納得してもらえましたかね。支援者やヲタはプロジェクトやアイドルの成功を願い、プロジェクト起案者やアイドルは、自分たちの成功のために必死で頑張っています。見え方は少し違うかもしれないけれど、そこにある「気持ちの構造」は一緒なのではないでしょうか。だからぼくにはこの支援者(ヲタ)ー起案者(アイドル)の関係そのどちらも素敵なものに見えます。

そして、このアイドルとクラウドファンディングの類似性を考慮すれば、もしかしたらアイドルからクラウドファンディングのプロジェクトの成功のヒントも見えてくるかもしれません。たとえば、アイドルが劇場でつまらなそうに、あるいはつらそうに、歌って踊っていたらどうでしょう。ちょっと「推し」たくはならなそうです。やはり「推す」なら元気に笑顔で踊っているアイドルを応援したくなります。そうしたアイドルにはきっと明るい未来が待っていそうで、観ていてこちらもワクワクしてきます(宮脇咲良ちゃんはまさにぼくにとってそんな娘です)。そう考えると、クラウドファンディングのプロジェクトも、なんだかそのプロジェクトの紹介を読んでいると楽しくてわくわくするようなものがいいものかもしれません。もっとも、これはプロジェクト自体が楽しそうでなくてはならないということではなく、楽しそうに「みせる」ということが重要なのだと思います。アイドルもホントは疲れていても、笑顔で元気にステージに立っていることも少なくないはずですから。

最後に

最後に少し、ぼくの話をさせてもらえば、ぼくはここ2〜3年アイドルヲタを続け、就職活動中に「クラウドファンディング」というものを知りました。そのときに思ったことがこのブログの元になっています。アイドルとヲタの関係を他の場面でも適用し、社会をよりよいものに変えることができるのではないか(あるいは、もうすでにそうした社会がはじまっているのではないか)と思い、気持ちが高鳴ったのを覚えています。だから、ぼくは今このFAAVOというサービスに協力させてもらっています。

思った以上の長編になってしまいました。最後まで読んで下さった皆様、ほんとうにありがとうございます。

では、これからも宮脇さく、、あっ!違う!FAAVOをよろしくお願いします!

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