FAAVO対談 ~tetote吉田×FAAVO齋藤~ 前編

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FAAVO対談集、初回は、ハンドメイド、手作り品の販売・購入が出来るフリーマーケットサイトtetoteプロデューサーの吉田さんにお越しいただきました。ある種、日本の地方の現状を見据えた上でのサービス展開を行うtetoteFAAVO。お2人は、今のプロジェクトを行う前からのつながりもあるということで、ざっくばらんな対談となりました。

tetote…ハンドメイド作品が出品・購入できる日本最大級のフリーマーケットサイト。「インターネットの力」で、地域や世代を超えて作り手と買い手の「手と手」をつなぎ、世の中にHappyを増やしたい。そんな想いで運営されている。

吉田 まずこの状況が意味わかんないのですが。

齋藤 僕も何が起こるのか正直よくわかりません。

吉田 とにかくよくわからないけれど。『早く人間になりたい』にしましょう。

齋藤 『早く人間になりたい』、で。

齋藤 吉田さんは以前からご自身が1つのメディア、スパイスとなって人と人を繋げる演出することで新しいモノを生み出したい、と仰っていましたよね。

吉田 僕自身は全く特殊なスキルは持ち合わせていない普通の人間なのですが、自分の周りの人と人をつなぐことは僕にでもできると思っています。tetoteはそんな僕の考えから更にスケールされた、クリエイターと購入者を引き合わせるサービスになっていますので、このサービスを通じて、人と人を繋げてプラスαを生み出せるようなことを、人生をかけてやっていきたいなと思っています。

齋藤 僕は、FAAVOを通じて、広く気づきを生み出せる人間になりたい、という想いがあります。吉田さんが仰っていたように、僕も自分自身は普通だと思っているのですが、逆にそれも1つの強みかなと。一般的なユーザーの視点に立ちながらよりよいサービスを考えていけるようになりたい、というのはありますね。
FAAVOのサービスの特性上、地方へ伺う機会も多いのでその時には、地方の人々がある意味内向きになっている状態に対して、都市部と地方の新しい関係値を提案しようと意識しています。都市部の目線はきちんと地方へも向いていることを地方の人たちへ気づいて欲しいと考えていますね。また、都市部の人たちへは、地方はこんなに元気が有るのだよ、ということに気づいてほしい。そういった気づきを誘発させることができるような人物へ、このサービスを通じてなりたいですね。

吉田 気づきという点でいうと、僕は昔からサービス自体も、体温を感じられるものにできているかどうかをいつも意識しています。

齋藤 確かにそれは重要ですねよね。ウェブサービスを介すという機械的なコミュニケーションではあるけれども、僕たちはその真逆の関係性を目指している。吉田さんは、人と人を繋げる人間になりたい、僕は、いろんな人に気づきを与え、自分も気づき続ける普通の人間でいたい、ということですね。

吉田 じゃあ次のテーマは齋藤さんが選んでください。

齋藤 そしたら、漢字がちょっと間違っていますが、『俺様主義』で。笑

              

齋藤 tetoteのサービスで、ここだけはどこにも負けない!というところはありますか?

吉田 tetoteが生まれたことで、世の中にハッピーを確実に増やせたと思います。tetoteはそもそもCtoC(個人間取引)のサービスなので、作品を売りたい人と買いたい人、その2人の欲求がマッチした時に販売が成立します。どちらにも嬉しい出来事となるのです。クリエイターは基本的に自分の作っている作品が誰に、どのようにして販売されているかを知る機会がとても少ないのです。セレクトショップ等に卸すところまでしか把握できない場合が多いんですよね。

齋藤 購入者の反応を把握出来るのは、デザインフェスタなどリアルイベントで直接販売する場合くらいですよね。

吉田 そうですね。そういったクラフトフェアなどへ出店して直に売ることをのぞくと、tetoteはその次ぐらいに買い手と売り手がコミュニケーションを取れるサービスだと僕は思っています。だからこそ、売れた時の喜びがクリエイターにとっても、ものすごい大きな喜びに繋がるんですよね。自分の作品を買って下さった方と直に繋がれるので。

齋藤 確かに、それはクリエイターからするととても嬉しいでしょうね。

吉田 クリエイターからすると、感想を直接聞けることって、すごく嬉しいことなんですよね。ある例でいくと、購入者から「一目惚れしました」とコメントがついて購入され、テンションが上がったクリエイターが、作品を送る時に一緒におまけを付けちゃうなんてことも結構あります。作品を受け取った買い手は作品とおまけに喜んで、『こんな使い方をしています』と実際に作品を使ってみた感想もクリエイターに伝える。クリエイターはその連絡をもらってもっと嬉しくなっちゃう。そういう連鎖が売り手と買い手の間で自然に起こっているのですよね。そういった事例が日々沢山起こっているので、世の中のハッピーを多少は増せたかなと自負しています。また、tetoteのサービス運用の中でも「ユーザーにハッピーかどうか?」というのを常に最優先して考えています。

齋藤 FAAVOがどこにも負けないところは、人々が基本的に持っている気持へきちんとフォーカスできているところだと思いますね。
東京出身の方も含めて、人は誰でも地元への想いを持っているのだと思います。その、地元という場について考えるきっかけともなるので、FAAVOのコンセプトは、共感や理解をして頂きやすい、ということはありますね。
tetoteはモノ、FAAVOは場、と対象もそこへ向けられる想いも表面上は異なるかもしれないですが、ターゲットユーザーが持っている『想い』に訴求出来ているというところは共通点であり、両者の強みなのかなとは思っています。

吉田 おっしゃる通り、僕たちのサービスでは、やはり人の『想い』はとても重要な部分になってくると思います。近代、大量生産・大量消費社会の中で、ファストファッションが台頭してきたのと同時にハンドメイドに注目が集まっているということは、やはり想いやぬくもりが人々にとってやっぱり大切にしたいことなのだと僕は思うのです。

齋藤 ところで、tetoteは始まってから何年経ちましたか?

吉田 もう1年になりますね。

齋藤 もうそんなになりますか!

吉田 まだたった1年ですよ。これからが本番ですね。

齋藤 好調だというお話はよく伺いますが。

吉田 成功させます。僕の人生をかけてでも。

齋藤 頼もしい!では、この勢いに乗って、ぜひ次のお題を選んでください。

吉田 じゃあ、またもや漢字が間違っていますが。笑 『新規事業発表』で。

吉田 工芸関連になりますかね?

齋藤 工芸ですね。

吉田 これはお互いにちゃんとは話したことはないですが、真っ先に浮かびますね。工芸。

齋藤 ずっと前からご一緒出来ればと思っていました。例えば、宮崎の飫肥杉(おびすぎ)という木材を素材に何か作れればいいですね、など宮崎で具体的な話もしたことがあります。

吉田 tetoteの今後を考える際、工芸は注力すべきポイントだと考えています。現状、tetoteのサイトを運営する上で大切にしていることは、『みんなが気軽に使えるサイトにしよう』ということです。ネットリテラシーが高い人しか使いこなせない、オシャレな人だけに向けて発信する、そういうサイトではなく、みんなが気軽に使えるサービスを目指しています。そういう意味で、tetoteは主婦の方からデザイナーまで幅広く受け入れられて頂けている状態ではあります。ですがこれからを考えていく上で、工芸や、それに近しいところの専門的な職人のような方々にもどんどん広げていきたいとも思っています。

齋藤 ここでさっきの話に繋がるのですが、今後、FAAVOのプロジェクトの起案者にクリエイターがいらっしゃった場合、ファンディングが成功したらtetoteで販売します!という風に連携を取れると面白いと思います。既にそのクリエイターはFAAVOでファンも獲得しているわけですし。試しに1プロジェクトご一緒出来るとよいですね。

吉田 やりたいですね。クラウドファンディングなどでちょっとした工夫を凝らすことで、工芸ももっと受け入れられると僕は思います。そういった点からも、何かしらの手助けが出来れば、と考えています。

齋藤 まずはお互い、無理のない範囲で何かやってみましょう。楽しみにしています。

吉田 ぜひ。

後編はコチラからお読み頂けます!

【公式ホームページ】ハンドメイド、手作り品の販売・購入ができるフリーマーケットサイトtetote
【tetote公式ブログ】ハンドメイドOLさくらこ~手作り日和~
【tetote公式twitter】*ハンドメイドマーケット tetote*
【tetote公式Facebook】ハンドメイド・手作りマーケット tetote(テトテ)
【tetote公式mixi】ハンドメイドマーケット tetote(テトテ)

取材:齋藤 文・写真:松岡

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